【介護施設の見学をしました】
株式会社結の樹 丸山隼人社長の施設(住宅型有料老人ホーム 結の樹天白)https://yuinoki.ltd
の見学をさせていただきました。
SNS等では「介護✖️エンタメ」というキーワードで介護の魅力を発信されています。
TikTok(総再生回数200万回突破)ではフォローが急速に伸びており、この人材が不足している介護業界で自社の取り組みに共感した人から問い合わせが相次ぎ、採用にと繋がったケースも珍しくないとのこと。
これまでの介護保険の施設は介護保険の運用をしているだけで経営をしている感覚のある施設は少ないです。
そうした中でも運用ではなく「経営」をマネジメントしている取組みには学ぶことばかりでした。
施設内は小さな仕掛けが散りばめられており、丸山社長の話を伺うとうなづくことばかりです。
例えば
①施設前の自動販売機
・災害時の電力確保
・代替可能な緊急物資
・地域住民へのシェア
②小さなコンビニ(施設内コンビニ)
・利用者の選ぶ楽しみの選択肢を増やす
・職員や利用者家族が購入できる
・代替可能な緊急物資
③地域との共生
コロナで中断をしているが地域の子供との交流も盛んであり、地域のイベントなどにも積極的に参加されています。今後の施設は地域と一体化していく重要なインフラとなると思いました。
④ 福祉×テクノロジー
AR(拡張現実)で進化した学べる砂場を導入。
「遊びながらリハビリ・進化した介護」として活用。
⑤ 職員(リーダー層)の育成
・直接経営と関係のない部分はリーダー層に権限を移譲させて、彼らのやりたい施設づくりができるような育成支援をしている。例えばイベントの企画・運営など自主性を促して何でも楽しんで取り組んでいました。
人材育成において職員に丸投げをするのと職員の個性を活かし、その能力を引き出した上でのの自主性を重んじるとは意味が異なります。
これらはごくごく一部の取り組みに過ぎません。
今後の施設の発展や思考を言語化して常に介護業界の未来をリードするや丸山社長 の今後に注目していきたいです。
※ 施設の写真は許可を頂き撮影してます。